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あれから

介護→うつ病→双極性障害←今ここ。双極さんはお友だち

『あんずの木の下で』戦争中に忘れられた子どもたち

戦争はイヤです。

『あんずの木の下で』(小手鞠るい著)を読みました。

あんずの木の下で:体の不自由な子どもたちの太平洋戦争


障害のある子どもたちの戦争中の暮らしが書かれていました。

昭和7年、日本で初めて設立された、手足の不自由な子どもたちのための「光明学校」(現在の東京都立光明特別支援学校)。
戦力にならないから、障害があるからというだけで学童疎開の「対象外」にされた生徒たちを自力で避難させた校長先生と温かく迎え入れた長野県上山田温泉の村人たち。
涙にくれた親との別れ、野草で飢えをしのぐ日々、鳴り響く空襲警報。
そして終戦。でも戦争が終わっても光明学校は苦労します。


いつの時代も、弱い者は切り捨てられるのですね。

戦争反対をこぶしをあげ声高に叫ぶものより、語りかけるような優しい文体でたんたんと戦時の子どもの様子を読む方が戦争の悲惨さが心にしみました。

 

今戦争が起きたら、ボタンひとつ押してミサイルをぶっぱなし、無人の飛行機で爆弾おとすでしょうね。自爆テロも戦争を勃発させる手段になる。

庶民はなすすべもなく死ぬ。今日もどこかの国で不条理に死んでいく。それは日本でも起こりうること。

テレビや新聞の報道やネットの書き込みを疑うことなく信じてしまう庶民ではなく、わたしは賢い庶民だありたい。

戦争は嫌です。

 

読書メモ
学童疎開
第二次世界大戦末期、米軍による本土爆撃に備え、
大都市の国民学校初等科学童をより安全な地域に一時移住させたこという。
地方の親戚に疎開する縁故疎開と集団疎開がある。

参考 全国疎開学童連絡協議会 http://www.gakudousokai.com/sokaitoha.html